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トレドのルノーサンクとプジョー306
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スペインで出会ったクルマたち●トンプ〜たにぐち 


新車で買ったクルマがフルモデルチェンジ!

さて,あなたはどうします?

「まだまだ調子いいし,買い替えるつもりはないよ」と言ってはみても,雑誌を手に取れば新型車が紹介されているし,テレビをつければたたみかけるようにコマーシャルが飛び込んでくる。

そして,冷やかしのつもりでディーラーに足を運んだつもりが...「今なら高く下取れますよ」「これから故障が増えるでしょうし過走行にならないうちに乗り換えてはいかがですか」なんて言葉をかけられて...ふと我に返ると...フルモデルチェンジした最新モデルが我が家のガレージに涼しい顔して納まっていたりする...。

ちょっとオーバーかもしれませんが,ピカピカの新型車でごったがえす週末のアウトレットモールの駐車場を見ていると,こうした情景は,実は「ニッポンの象徴」だったりするのかもしれません。

でも,スペインの街中は,最新型のクルマはもちろん,ちょっと旧いクルマ,中古車ならぬ太古車といっていいよな古いクルマにいたるまでバランスよく走っているのが印象的。

よほどのお気に入りなのか,ちょっとくらい故障しても気にしないのか,道具と割り切ってしまっているのか,実は買い替えるほどの余裕がないのか...本当のところは定かではないですが黄色いモデルは20年近く前の初代ルノーサンク。

しかし,隣にとめられた最新型のプジョー306と肩を並べて堂々としています。

ちなみに,僕が今までに一度だけ新車で買ったことがあるクルマは目の覚めるような黄色のミッドシップオープン「ホンダビート」。ナンバーがボディ同色だったのはご愛嬌ですが,結局このモデルはモデルチェンジすることなく終わってしまったのが心残りです。

偉そうなことを言っている自分が新車で買ったクルマがフルモデルチェンジしたらどうなるのか,身をもって経験できる貴重なチャンスだっんですが...。


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たにぐちのガレージにGo!! 
jtn@tama.or.jp