STARTPAGE(133ch)Backnumber 19980605 by J.Taniguchi(jtn@tama.or.jp)

オートバイと電気(3)

さて,オートバイの発電機のパワーは,だいたいエンジンの回転数と連動するのでどこかであまり電圧が上がりすぎないように制御してやる必要があります。

そうでないとヘッドライトとかの電球が切れちゃって切れちゃってしょうがない〜なんてことになります。

今どきのオートバイの電球はたいてい12Vの規格になっているのですが,あまり高い電圧をかけると昇天してしまうのです。

この,電圧を制御してやる部品がレギュレータ。余計な電気を熱に換えて電圧を一定に保つ仕組みになっています。今日の画像はKTM Dukeに使われていたもの。熱が逃げやすいよう放熱フィンがついてます。

たとえば,アイドリング状態なら大丈夫なのにエンジンをビイィーンと高回転まで回すと電球が切れてしまうなんて不調は,レギュレータがきちんと仕事をしていない証拠ということになるわけです

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画像の説明:KTM純正部品のレギュレータ。なんか高そうでしょ(^o^;)。

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