さて、プラグはエンジンの調子を決める大切な部品であるとともに、外したプラグの状態をみると、エンジンのご機嫌もわかってしまうという部品でもあります。

外したプラグの電極部分がこんがりキツネ色がベスト。エアクリーナーが汚れていたり、キャブレターからのガソリンが多すぎて混合気が濃すぎると黒っぽくなるし、逆に薄すぎると燃焼室の温度が上がりすぎて白っぽくなったりします。

また、これは滅多にないことですが、エンジンオイルが燃焼室に入ってしまうと、やはり黒っぽくなるのですがこちらはべっとりした黒なので、混合気が濃い時のすすけた黒とはまた異なります。

まあ、キャブレターやマフラーを下手にいじったりしていないかぎり、エアクリーナーの清掃／交換を定期的にやってれば基本的にプラグはいつもキツネ色でいてくれるはずなんですが。

今回、ベスパから外したプラグをみてみると、きれいなキツネ色だったのでホッと一安心。でも中心電極はかなり減ってしまっていました。

このためか，プラグを交換でさらに調子がよくなったのもまた事実。やはりＶプラグの威力なのか、それとも単に新品だからなのか...。まあ、今回は、結果良ければすべて良し！ってことにしておくことにします(^^;)。