STARTPAGE(133ch)Backnumber 19990301 by J.Taniguchi(jtn@tama.or.jp)

すり抜けはロシアンルーレット!?

渋滞渋滞,また渋滞。

こんなときには,ついついクルマのスキマをぬうように走りたくなるのは人情というもの。

特に,トンネルの中で渋滞しているときなど,おとなしくクルマの後ろについていたら排ガスにまかれて気を失ってしまったなんて洒落になりません。

でも,このいわゆるすり抜けは,ロシアンルーレットだと僕は思ってます。

リボルバーのどこかに必ず弾がつまっていて,いつかは弾が飛び出てくるのではないかと。

実際に自分がクルマを運転しているときのことを考えても,常に後ろからすり抜けてくるオートバイに常に気を遣うのは事実上不可能。

突然ドアを開けたり,進路変更したり,コンビニに入ったりするやつもいるし,対向車線から右折してファミレスに入ってくるやつもいる。特に,背の高いクルマの横をすり抜ける場合には,こちらの姿が相手に見えないので事故になる確率が高くなります。

ファミレスやコンビニなどの前で,渋滞しているクルマの車間がなぜか1台分だけ開いているときは絶対に対向車線から右折してくるクルマがいると思って間違いありません。

さらに,道路を横断してくる歩行者が渋滞しているクルマの間からいきなり出てきたりすることもあるし...。

オートバイのメリットと”いつ出るかわからない弾”を天秤に掛けて,うまいことバランスを取りながらオートバイとつき合って下さい。

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画像の説明:都内山の手通りの渋滞にて

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