サービスステーションとか呼ばれたがっている最近のガソリンスタンドですが，余計な点検をしてくれたり水抜き剤を売りつけたりしてくれるよりも，ガソリンだけを安く売って欲しいたにぐちが首を長くして待っていたのが”セルフ給油システム”のサービス。

規制緩和が謳われるようになってずいぶん経つんですが，給油そのものまで100%セルフなガソリンスタンドっていまだにレアな存在だったりするのが何とも歯がゆいというか。

でも，先日，神奈川県厚木市内の国道129号（246号との重複区間）でセルフと大きな看板を掲げたガソリンスタンドを発見したので早速入ってみました。

「いらっしゃいませ〜！」の声はないですが，どんなシステムになっているのか興味深々なたにぐちには別に気にもなりません。そそくさと給油ポンプの前にオートバイを停めて説明書きを読むと...どうやら先に隣の精算機でお金を払うようです。そして払った分をリミットとして必要な分だけ給油できるという。

現金だと面倒なので，クレジットカードをセットして暗証番号を入力すると給油スタンバイＯＫ！

タンクにホースの先を突っ込みポンプの引きがねを引くと...ドドッとガソリンが流れ込んでいきます。給油速度は３段階。オーバーフロー防止のためか引き金から指を離すとガソリンがとまってしまうのはやむなしでしょう。

最初はワクワクしたのですが，やってみた感想は...これまた「何だ簡単じゃねーか！」。

こんな簡単なことが何故に自分でできなかったのか。

特にガソリンは気化しやすく引火すると大変なことになりかねないというのはわかりますが，禁煙厳守！とか少しだけ頭を使えば誰でも当たり前にできること。

お上の余計なお世話をはね返すためには，ユーザー側のきちんとした実績作りが結局はモノをいうんだろうなぁ...なんて思いながらガソリンスタンドを後にしました。