ISIZE USER COLUM(133ch)Backnumber 199901020 by J.Taniguchi(jtn@tama.or.jp)

表情をもってるオートバイ

オートバイで走っているときに散歩している犬とすれちがったりすると,ときどき,すごい形相で吠えられてしまうことがあります。

「そんなに吠えんなよ〜。ただのバイクなんだからさ。」なんてココロの中で答えるものの,犬にとってはオートバイはアヤシい生物に見えるのかもしれないとふと思ったり。

さて。

プロジェクターライトの開発で,ハイビーム,ロービーム別体のオートバイとすれ違う機会も増えてきました。

以前,乗っていたKTM Dukeなんかはそのはしりだったと思いますが,最近,見かけて気になってるやつがBMW R1150GS。R1100シリーズのオンオフモデルだった1100GSのバージョン1.5というところでしょうか。

ギヤが6速になったり,ヘッドカバーがマグネシウムになったり,マフラーが変更になってやや低音の効いた排気音になったりいろいろな改良がなされています。

ギョロ目のヘッドライトまわりもその一つですが,なによりうらやましいのは,ハザードやグリップヒーターなどのスイッチが全てグリップまわりに集められたこと。

パリダカ号やK100RSのグリップヒーターのスイッチはメーターパネルにあるんですが,これが夜だとまったく手探りになってしまうのがちょっと悩ましい。

「ふふふ。そんな悩みは全て解消されてるんだから,こっちへおいでよ!新車はいいよ。安心だよ〜」なんて不敵な笑いを浮かべているようにも見えるR1150GSの顔つきであります。

▲▲目次へ▲ひとつ前一年前二年前次に進む▼


画像の説明:この不敵な表情...実は,結構気になってます(笑)

Return to J.Taniguchi's HOMEPAGE!